冷蔵庫掃除の手順ガイド|パーツ別の掃除法と臭い対策をプロが解説

2026年4月20日

こんにちは、クリンネスト1級のゆうです。

「冷蔵庫を開けるたびに、なんかモワッとした臭いがする……」「野菜室の底がベタベタで、何の汁だかわからない……」「製氷機って掃除する必要あるの?」

冷蔵庫の中って、普段は食材を入れるのに精一杯で、なかなか掃除まで手が回らないですよね。でも冷蔵庫は食品を保管する場所だからこそ、清潔に保ちたいところです。

✍️ この記事を書いた人:ゆう|クリンネスト1級

Instagramフォロワー1万人の掃除術アカウントを運営。30秒で分かる暮らし掃除術を発信中。

📸 Instagram @yu.u_room
🎵 TikTok @yu.u__room
▶️ YouTube @yuu_room

結論から言うと、冷蔵庫掃除は「パーツごとに分けて」やれば、1回30分〜1時間で終わります。そして食材の整理と一緒にやると一石二鳥なんです。

わたし自身、以前は冷蔵庫掃除を年末の大掃除でしかやっていませんでした。でもそれだと汚れが蓄積して大変なので、今は食材の買い出し前(冷蔵庫が空に近い状態)に月1回やるようにしています。食材の整理と一緒にやると「あ、これ賞味期限切れてた」という発見もあって、食品ロスの削減にもつながっていますよ。

この記事でわかること

  • 冷蔵庫掃除の全体の流れと準備するもの
  • 棚板・野菜室・製氷機・パッキンなどパーツ別の掃除方法
  • 冷蔵庫の嫌な臭いを消す3つの方法
  • 掃除後にキレイを長持ちさせる収納のコツ
  • 冷蔵庫掃除のベストな頻度

冷蔵庫掃除の前に準備するもの

冷蔵庫掃除を始める前に、以下のものを用意しましょう。すべて100均やドラッグストアで手に入るものばかりです。

必要な道具

  • 重曹(水200mlに小さじ1を溶かした重曹水スプレー)
  • アルコール除菌スプレー(パストリーゼなど食品OKのもの)
  • マイクロファイバークロス(2〜3枚)
  • 古歯ブラシ(細かい部分用)
  • クーラーボックスまたは保冷バッグ(食品の一時保管用)
  • キッチンペーパー
  • ゴミ袋(賞味期限切れの食品処分用)

掃除前のポイント

  • 食材が少ないタイミングで行う(買い出し前日がベスト)
  • 冷凍食品は保冷バッグ+保冷剤で一時保管する
  • 掃除中は冷蔵庫のドアを開けっぱなしにするので、手早く進めることを意識する

ステップ1:食材を全部出して仕分ける

まずは冷蔵庫の中身を全部出します。「掃除するところだけ出せばいいのでは?」と思うかもしれませんが、一度全部出すのが実は最も効率的です。

食材の仕分け方

  1. そのまま戻すもの:賞味期限内で、よく使う食材
  2. 早めに使い切るもの:賞味期限が近い食材
  3. 処分するもの:賞味期限切れ、変色・変質したもの

わたしが冷蔵庫掃除をするたびに感じるのは、奥の方から「こんなのあったっけ?」という食材が必ず出てくるということ。月1回の掃除で食材の棚卸しもできるので、食品ロスが本当に減りました。

時短テクニック:段ごとに掃除する

時間がないときは、1日1段ずつ掃除するのもアリです。今日は上段、明日は中段、明後日は野菜室……と分ければ、1回あたり10分で済みます。

ステップ2:棚板・ポケットの掃除

食材を出したら、外せるパーツを外して洗います。

外せるパーツの掃除

  1. 棚板・ポケット・仕切り板をすべて外す
  2. 食器用洗剤をつけたスポンジで洗い、水でしっかりすすぐ
  3. 乾いた布で拭くか、自然乾燥させる

注意:冷蔵庫から出したばかりの棚板(ガラス製の場合)に熱いお湯をかけると、温度差でヒビが入る恐れがあります。必ず常温に戻してから洗うか、ぬるま湯を使ってください。

冷蔵庫内壁の掃除

  1. 重曹水スプレーをクロスに吹きかける(壁に直接スプレーすると垂れるのでNG)
  2. 上から下へ拭いていく
  3. 汚れがひどい部分は重曹水を含ませたキッチンペーパーを貼り付けて5分放置
  4. 水拭き→乾拭きで仕上げる

重曹は食品にも使われる安全な素材なので、冷蔵庫内の掃除に最適です。合成洗剤は食品への影響が心配なので、冷蔵庫掃除では使わないことをおすすめします。

ステップ3:野菜室の掃除

野菜室は冷蔵庫の中でももっとも汚れやすい場所です。野菜の泥、葉っぱの切れ端、傷んだ野菜の汁などが底に溜まりやすく、臭いの原因にもなります。

野菜室掃除の手順

  1. 野菜をすべて取り出す
  2. 引き出しケースを外して、食器用洗剤で丸洗いする
  3. 底に溜まった泥やカスはぬるま湯でしっかり流す
  4. 洗ったら乾いた布で拭いて、完全に乾燥させる
  5. キッチンペーパーを底に敷いてから野菜を戻す

裏技:野菜室の底にキッチンペーパーを敷いておくと、泥や水分をキッチンペーパーが吸収してくれます。汚れたら交換するだけでOKなので、次回の掃除がグッと楽になりますよ。わたしはこの方法を始めてから、野菜室の掃除時間が半分以下になりました。

ステップ4:製氷機の掃除

意外と忘れがちなのが製氷機の掃除です。「氷を作るだけだから汚れないでしょ?」と思いがちですが、給水タンクにはカビや水垢が発生しやすく、それで作った氷にカビの臭いが移ることがあります。

製氷機掃除の手順

  1. 製氷を停止し、残っている氷をすべて捨てる
  2. 給水タンク・フィルター・製氷皿を取り外す
  3. 食器用洗剤でやさしく洗う(フィルターは特に丁寧に)
  4. 水でしっかりすすぎ、乾燥させる
  5. 元に戻して製氷を再開する
  6. 最初の1〜2回分の氷は捨てる(洗剤の残りを流すため)

注意:給水タンクのフィルターは古くなると浄水機能が落ちるので、メーカー推奨の交換時期(一般的に3〜4年)を目安に交換しましょう。

製氷機掃除の頻度

製氷機の掃除は3ヶ月に1回が目安です。ただし、氷に臭いがついている場合はすぐに掃除してください。夏場は使用頻度が高くなるので、1〜2ヶ月に1回が安心です。

ステップ5:パッキン(ゴムの部分)の掃除

冷蔵庫のドアのゴムパッキンは、カビが生えやすい要注意ゾーンです。パッキンの溝にはホコリや食品カスが溜まり、そこに結露の水分が加わってカビが発生します。

パッキン掃除の手順

  1. 古歯ブラシに重曹水をつけて、溝をこすり洗いする
  2. 溝が深い場合は、綿棒や割り箸にキッチンペーパーを巻いて汚れをかき出す
  3. 水拭きで重曹を拭き取る
  4. アルコール除菌スプレーを吹きかけて仕上げる

パッキンに黒カビが生えている場合は、キッチン用の塩素系漂白剤をキッチンペーパーに染み込ませて、カビの部分に貼り付けて5分放置→水拭きで対応します。ただし塩素系漂白剤はゴムを傷める可能性があるので、頻繁には使わないようにしましょう。

パッキンの密閉力チェック

パッキンにA4用紙を挟んでドアを閉め、紙を引っ張ってみてください。スルッと抜けるようなら、パッキンの密閉力が落ちているサインです。電気代のムダにもなるので、メーカーに交換を依頼しましょう。

冷蔵庫の嫌な臭いを消す3つの方法

冷蔵庫の臭いの原因は、主に傷んだ食材、食品の液漏れ、雑菌の繁殖です。掃除をしても臭いが気になる場合は、以下の方法を試してみてください。

方法1:重曹を置く(最も手軽)

  1. 小さな容器(ジャムの空き瓶など)に重曹を粉のまま入れる
  2. フタをせずに冷蔵庫の奥に置く
  3. 2〜3ヶ月で交換する

重曹には消臭効果があり、冷蔵庫内の嫌な臭いを吸着してくれます。使い終わった重曹はシンクの掃除に再利用できるので無駄がありません。

方法2:コーヒーかすを置く

ドリップコーヒーを淹れた後のかすを乾燥させて、小皿に入れて冷蔵庫に置きます。コーヒーかすには活性炭と同じような消臭効果があります。1〜2週間で交換してください。

方法3:市販の脱臭剤を活用

しっかり消臭したい場合は、冷蔵庫専用の脱臭剤がおすすめです。活性炭タイプは消臭力が強く、冷凍室用・野菜室用など場所別の製品もあります。

消臭方法 効果の強さ 交換頻度 コスト
重曹 2〜3ヶ月 ほぼ0円
コーヒーかす 1〜2週間 0円(コーヒーを淹れるなら)
市販の脱臭剤 製品による(2〜6ヶ月) 300〜500円程度

掃除後のキレイを長持ちさせる収納のコツ

せっかく掃除した冷蔵庫、できるだけ長くキレイな状態をキープしたいですよね。収納を少し工夫するだけで、汚れにくさが格段に変わります。

コツ1:トレーで仕切る

100均のプラスチックトレーで食品をカテゴリー分けすると、液だれしてもトレーの中で収まります。「朝食セット」「調味料」「作り置き」などラベルを貼ると、家族全員がわかりやすく、食材の迷子も防げます。

コツ2:7割収納を心がける

冷蔵庫をパンパンに詰めると、奥の食材が見えなくなり、食品ロスの原因に。庫内の容量の7割以下を目安にすると、冷気の循環も良くなって電気代の節約にもなります。

コツ3:野菜室の底にはキッチンペーパー

先ほども紹介しましたが、キッチンペーパーを敷くだけで野菜室の汚れ防止になります。汚れたら交換するだけなので、手間はほぼゼロです。

コツ4:食品にはラップ・フタを徹底する

ラップやフタをせずに食品を入れると、臭い移りの原因になります。残り物は必ず密閉容器に入れるか、ラップをしっかりかけましょう。

冷蔵庫掃除の頻度まとめ

場所 頻度 所要時間
棚板・内壁 月1回 20分
野菜室 月1回 15分
製氷機 3ヶ月に1回 15分(+乾燥時間)
パッキン 月1回 5分
外側・天板 週1回の拭き掃除 2分

外側の掃除も忘れずに。冷蔵庫の側面や天板にはホコリが溜まりやすく、特に天板は油煙で汚れがちです。週に1回、サッと拭くだけで十分キレイを保てます。

まとめ|冷蔵庫掃除は食材整理と一緒にやるのがコツ

冷蔵庫掃除のポイントをおさらいしましょう。

  • 月1回、買い出し前のタイミングで掃除する
  • 食材を全部出して仕分け→ 掃除 → 収納の順で進める
  • 重曹水を使えば食品への影響を心配せず安全に掃除できる
  • 野菜室の底にキッチンペーパーを敷くと汚れ防止になる
  • 製氷機は3ヶ月に1回は掃除する(カビ防止)
  • 臭い対策は重曹・コーヒーかす・市販の脱臭剤から選ぶ

冷蔵庫掃除は「大掃除のときだけ」ではなく、月1回の軽い掃除をルーティンにするのが、キレイを保つ最大のコツです。食材の整理も一緒にやれば一石二鳥ですし、食品ロスの削減にもつながります。

おすすめの掃除グッズは楽天ROOMでもまとめていますので、ぜひチェックしてみてください。

キッチン掃除を効率的に進めたい方は「シンク掃除の手順ガイド」や「電子レンジ掃除の手順」もあわせて読んでみてくださいね。

📱 SNSでも掃除術を発信中!

Instagramでは「30秒で分かる掃除術」を毎日投稿しています。この記事が参考になったら、ぜひフォローしてくださいね。

キッチン掃除

Posted by ゆう