カーテンは洗濯機で洗えます|脱水は1分・濡れたままレールに戻す手順と、黒い点が落ちない理由【クリンネスト1級】
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先に結論
- 多くのカーテンは家庭の洗濯機で洗えます。まず洗濯表示の桶マークを見てください。
- いちばんラクなのは脱水を短くして、濡れたままカーテンレールに吊るして乾かす方法。自重で伸びるのでアイロンが要りません。
- フックは外します。付けたまま洗うと生地が裂けたり、洗濯槽を傷めたりします。
- 🔴 黒い点々は洗濯では落ちません。あれは汚れではなくカビで、繊維の中に根を張っています。
- 🔴 色柄物に塩素系漂白剤は使えません。白い生地でも、まず目立たない場所で試してから。
まず洗濯表示を見る
カーテンの端、裾の内側あたりに洗濯表示のタグが縫い付けられています。ここを見ないまま洗濯機に入れるのがいちばん危ない進め方です。
| 表示 | 意味 | どうするか |
|---|---|---|
| 桶マーク(数字入り) | その温度まで家庭洗濯できる | 洗濯機でOK |
| 桶マークに手が入っている | 手洗いのみ | おしゃれ着コース/手洗い |
| 桶マークに× | 家庭では洗えない | クリーニングへ。無理に洗うと縮みます |
| 三角に× | 塩素系・酸素系ともに漂白不可 | しみ抜きも漂白剤を使わない |
遮光カーテンやシャンタン織りのものは、樹脂コーティングや特殊な織りのせいで洗うと風合いが変わることがあります。表示が「洗濯不可」なら素直にクリーニングに出してください。買い替えるより安く済みます。
洗う前にやる3つ
- フックを外す。プラスチックでも金属でも外します。付けたままだと生地が引っ張られて裂けますし、金属フックは洗濯槽を傷つけます。
- ホコリを落とす。外したカーテンを屋外で振るか、掃除機のブラシノズルで上から下へ。これをやらないと、洗濯機の中でホコリが泥のように広がります。
- 畳んでネットに入れる。屏風のように蛇腹に畳んで、さらに軽く巻いてネットへ。丸めて突っ込むと折りジワが残ります。
カーテンは面積が大きいので、ネットは大判のものが要ります。普通サイズだと入りません。
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洗い方
- コースはおしゃれ着コース(ドライコース)か弱水流
- 洗剤はおしゃれ着用の中性洗剤。粉末の弱アルカリ性洗剤は生地を傷めることがあります
- 水温は表示の上限まで。ぬるま湯のほうが皮脂汚れは落ちます
- 🔴 脱水は30秒〜1分だけ。しっかり脱水するとシワが固定されて、あとからアイロンが必要になります
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干し方:レールに戻すのがいちばんラク

濡れたまま、フックを付け直してカーテンレールに吊るします。水の重みで自然に伸びるので、アイロンが要りません。物干し竿に干すと折り目がついて、かえって手間が増えます。
やることは3つだけです。
- 窓を開けるか換気扇を回す(部屋の湿度が上がるため)
- 床が濡れるので、下にバスタオルを敷く
- ヒダを手で整えてから乾かす
🔴 生乾きのまま閉め切らないでください。カーテンが湿ったまま夜を越すと、そこからカビと生乾き臭が出ます。晴れた日の午前中に始めるのが安全です。生乾き臭の落とし方は部屋干しの生乾き臭の記事にまとめています。
🔴 黒い点々は洗っても落ちません

カーテンの裾に出る黒い点は、汚れではなくカビです。結露した窓に触れていた部分から出ます。繊維の奥に根を張っているので、通常の洗濯では落ちません。
| 生地 | できること |
|---|---|
| 白・無地 | 酸素系漂白剤をぬるま湯に溶かしてつけ置き。それでも薄くなる程度で、完全には消えないことが多いです |
| 色柄物 | 🔴 漂白剤は使えません。色が抜けます |
| 洗濯表示に三角× | 漂白不可。何もできません |
🔴 塩素系漂白剤(キッチンハイターなど)をカーテンに使わないでください。白い生地でも繊維が弱って穴が開くことがありますし、色柄は確実に脱色します。そして酸性の洗剤と混ざると有毒ガスが出ます。万一のときの対処は「混ぜるな危険」で体調が悪くなったときの対処へ。
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正直なところ、カビが広く出たカーテンは買い替えたほうが早いです。点が数個なら漂白を試す価値はありますが、裾全体が黒いものを元に戻すのは現実的ではありません。原因は窓の結露なので、そちらを断たないと次も同じになります。カビの出にくくし方はカビ予防のガイドにまとめています。
洗う頻度はレースと厚手で違います
| 目安 | 理由 | |
|---|---|---|
| レースカーテン | 年2〜3回 | 窓に近く、結露・外気のホコリ・花粉を直接受けます |
| 厚手(ドレープ) | 年1回 | 生地が重く乾きにくいので、洗いすぎは逆効果 |
タイミングは秋がおすすめです。夏のあいだに付いた汗やホコリを落とせますし、冬の結露シーズンをきれいな状態で迎えられます。梅雨時は乾かないので避けてください。
連休にまとめてやるなら、連休掃除の時間割のとおり初日の朝いちばんに洗濯機を回すのが効きます。乾くまで半日かかるので、あとから始めると1日つぶれます。
フックが古いなら一緒に替える
カーテンを外したときが、フックを見直す唯一のタイミングです。プラスチックフックは経年で白く曇って折れやすくなりますし、金属フックは錆びます。折れたフックは生地を傷めます。
丈が微妙に合っていないなら、高さを調整できるアジャスターフックに替えると、裾が床に擦れなくなります。裾の擦れは汚れとほつれの原因です。
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洗えないカーテンをどうするか
洗濯不可の表示なら、家庭でできるのは表面のホコリを取ることまでです。
- 掃除機のブラシノズルで上から下へ吸う(月1回でもかなり違います)
- 粘着ローラーを上から下へ。横に動かすと織りを傷めます
- においが気になるなら風を通す。消臭スプレーは濡らすので、湿ったまま閉め切らないこと
それでも落ちないならクリーニングです。カーテンは面積のわりに料金が読みやすく、遮光やドレープなど「買い替えると高いもの」ほど出す価値があります。
よくある質問
Q1. フックを付けたまま洗ってもいいですか?
おすすめしません。生地が引っ張られて裂けることがあり、金属フックは洗濯槽を傷めます。数が多くて面倒でも、外したほうが結果的に安く済みます。
Q2. 乾燥機は使えますか?
避けてください。縮みと型崩れが起きます。レールに吊るして自然乾燥が基本です。
Q3. 洗ったら縮みました。
綿や麻の混紡は縮むことがあります。アジャスターフックなら数センチの調整で戻せる場合があります。表示が「洗濯不可」だったなら、次からはクリーニングへ。
Q4. レースカーテンの黄ばみは落ちますか?
白いレースなら酸素系漂白剤のつけ置きで薄くなることがあります。ただしタバコのヤニや経年の黄ばみは完全には戻りません。
Q5. 何枚まとめて洗えますか?
1枚ずつが安全です。カーテンは水を含むと重くなるので、詰め込むと汚れが落ちないうえ洗濯機に負担がかかります。
まとめ
カーテン洗濯でつまずく点は3つだけです。洗濯表示を見ること、フックを外すこと、脱水を短くしてレールに戻すこと。ここさえ押さえれば、アイロンもクリーニングも要りません。
そして黒い点はカビなので、洗濯では落ちません。落とすより出さないほうが現実的です。











